はじめに:8.7インチの絶妙サイズ、日常に寄り添うタブレット
タブレットを選ぶとき、多くの人が悩むのが「サイズ感」ではないでしょうか。
10インチ以上は見やすいけれど、持ち歩きには少し大きい。一方で7〜8インチ台はコンパクトだけど、スマホとの差が小さく感じる——。
そんな“中間のちょうどよさ”を求める人におすすめなのが、Xiaomiの「Redmi Pad SE 8.7」です。
Xiaomiのコスパ重視ライン「Redmi」シリーズから登場したこのモデルは、動画視聴や電子書籍、SNS、Webブラウジングなどの日常用途にぴったりな1台。
手に取りやすい価格帯ながら、安っぽさを感じさせないデザインと、快適な操作感を実現しています。
デザインとサイズ感:小型でもチープさは皆無

手に収まるコンパクトサイズ
「Redmi Pad SE 8.7」の最大の特徴は、その名の通り8.7インチディスプレイ。
スマホより大きく、一般的な10〜11インチタブレットよりも一回り小さいサイズは、“片手でも持てる快適さ”と“見やすさ”のバランスが絶妙です。
電子書籍を読むときも、寝転びながら動画を見るときも、手が疲れにくい。
バッグの中にスッと入るので、通勤・通学時の持ち運びにも困りません。
高級感あるアルミボディ

筐体はアルミ素材のマット仕上げで、見た目にも質感にも高級感があります。
低価格帯タブレットにありがちな「プラスチック感」や「チープさ」は感じません。
背面のXiaomiロゴも控えめで、シンプルながら洗練されたデザインです。
この機器を知らない状態で実物を見た場合、4~5万円ほどの機器だと勘違いする可能性すらあると感じます。
重量は約375gと軽量。
長時間手に持っても負担が少なく、特に読書や動画視聴など“ながら使い”にもぴったりです。
スペック・基本仕様まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ディスプレイ | 8.7インチ LCD(1340×800)90Hzリフレッシュレート |
| プロセッサ | MediaTek Helio G85(オクタコア) |
| メモリ | 4GB / 6GB |
| ストレージ | 64GB / 128GB(microSD最大2TB対応) |
| バッテリー | 約6650mAh(18W急速充電対応) |
| スピーカー | デュアルスピーカー(Dolby Atmos対応) |
| 通信モデル | Wi-Fi / 4Gセルラーモデル |
| 重量 | 約375g |
このスペック表を見る限り、ハイエンドタブレットというよりは「普段使いにちょうど良い実用型モデル」。
しかし、実際に使ってみると、この価格帯とは思えない完成度に驚かされます。
パフォーマンス:Helio G85は“普段使いなら十分すぎる”
搭載SoC(プロセッサ)はMediaTek Helio G85。
エントリー〜ミドルクラス向けのチップですが、ブラウジングやYouTube視聴、電子書籍アプリの起動などは非常にスムーズです。
実際に使ってみても、
- SNSアプリ(X / Instagram)の閲覧
- KindleやLINEマンガでの読書
- YouTubeやNetflixの視聴
といった日常的な用途では、カクつきや処理遅延はほとんど感じません。
ただ、普段使っている「iPhone15 plus」や「xiaomi pad6s pro」などの上位機種と比べると流石に遅くは感じます。
ただ、サブ端末として動画視聴用などに使う分には一切不満はありませんでした。
測定したAntutuベンチマークの結果も載せておきます。

軽いゲームもOK
「原神」など重めの3Dゲームは設定を落とせばプレイ可能だと思いますが、基本的には2D中心のゲームやカジュアルタイトル向け。
試しに『雀魂』を遊んでみたところ、快適に遊べました。
『ブルーアーカイブ』も遊んでみたところ、遊ぶことはできますが戦闘画面で明らかに動作が重いように感じました。
原神も試したかったのですが、64GBのストレージだと容量が足りない可能性があり見送りました。
発熱も少なめ
Helio G85は発熱が控えめで、長時間の動画視聴でも本体が熱くなることはほとんどありません。
パフォーマンスよりも安定性を重視する人にはちょうどいいバランスです。
ディスプレイ:90Hzのなめらかさが光る
この価格帯で90Hzリフレッシュレートを採用しているのは大きな強み。
スクロール時やSNSアプリの操作がなめらかで、表示の追従性がとても良好です。
解像度は1340×800とフルHD未満ですが、8.7インチという小型画面では粗さはほとんど気になりません。
発色も自然で、白飛びや色かぶりも少なく、価格を考えれば非常に優秀な液晶品質です。
屋外での視認性も悪くなく、電子書籍を読む用途にも向いています。
スピーカーと音質:Dolby Atmos対応の迫力サウンド
Redmi Pad SE 8.7の音質は、正直“想像以上”。
デュアルスピーカー+Dolby Atmos対応で、音の広がりがしっかりあります。
動画やアニメを見るときは、セリフの明瞭さとBGMの分離感がきちんと感じられ、イヤホンなしでも十分に楽しめます。
音量も大きく、5000円クラスのBluetoothスピーカーに匹敵するレベルです。
音楽再生時も中高音の抜けが良く、低音もバランスよく響きます。
“音をケチらないXiaomiらしさ”がしっかり出ています。
バッテリー:1日しっかり使える安心のスタミナ
6650mAhのバッテリーを搭載しており、連続動画再生で約10時間前後。
SNSやWeb閲覧を含めた一般的な使用なら、2〜3日は充電不要でした。
18Wの急速充電にも対応しており、約2時間でフル充電が可能。
スリープ消費も少なく、スタンバイ状態で放置しても数日間バッテリーが保ちます。
モバイルバッテリーを常に持ち歩かなくても安心できるのは大きなメリットです。
セルラーモデルの利便性:外出時にも強い
Redmi Pad SE 8.7は、Wi-Fiモデルに加えて4G(セルラー)対応モデルも存在します。
このモデルなら、SIMカードを挿すだけでどこでも通信可能。
テザリングを使わずにタブレット単体でネット接続できるのは、外出が多い人には非常に便利です。
特に電子書籍のクラウド同期や地図アプリの使用時など、「ちょっとだけネットを使いたい」場面で威力を発揮します。
デュアルSIM構成で、データ通信専用SIMを常時挿しておけばスマホの通信量を節約できます。
実際に使って感じたメリット・デメリット
使用したのはRAM4GB、ストレージ64GBのWi-Fiモデルです。
メリット
- 電子書籍との相性が抜群:文庫本サイズに近く、Kindleやコミックアプリでの閲覧が快適。
- 音質が良い:Dolby Atmos対応で、動画視聴や音楽再生も満足できる。
- Helio G85の安定した性能:SNS・ブラウジング・動画再生がストレスフリー。
- バッテリー持ちが優秀:長時間利用でも電池切れの不安が少ない。
- 金属筐体で高級感あり:所有満足度が高く、見た目もスタイリッシュ。
デメリット
- 画面解像度がやや低い:大型タブレットと比べると文字のシャープさは劣る。
- ペンやキーボード非対応:生産性用途よりもエンタメ寄りの設計。
価格と販売情報(2025年11月時点)
| モデル | メモリ/ストレージ | おおよその価格(税込) |
|---|---|---|
| Wi-Fiモデル | 4GB+64GB | 約16,800円 |
| 4Gセルラーモデル | 4GB+64GB | 約19,980円 |
| 4Gセルラーモデル | 4GB+128GB | 約27,980円 |
この価格帯で金属筐体・90Hzディスプレイ・Dolby Atmos対応という仕様は、他メーカーと比べても非常にコスパが高いです。
まとめ:Redmi Pad SE 8.7は“小型でも妥協しない”万能タブレット
「Redmi Pad SE 8.7」は、ただの低価格タブレットではありません。
軽量・高質感なデザイン、90Hzのなめらかな表示、安定したHelio G85の処理性能、そして長持ちバッテリー。
どれを取っても“必要十分”以上の仕上がりです。
とくに8.7インチというサイズは、スマホと大型タブレットの“隙間”を見事に埋めてくれます。
電子書籍や動画視聴を中心に使いたい人にとって、日常生活に最もフィットするサイズ感と言えるでしょう。
- 自宅中心なら → Wi-Fiモデル
- 外でも使いたいなら → 4Gセルラーモデル
どちらを選んでも、価格以上の満足感を得られるはずです。
「小さいけどしっかり使えるタブレットが欲しい」
そんなあなたに、Redmi Pad SE 8.7はきっとピッタリの相棒になるでしょう。
「手軽に使えて、しっかり快適」――そんなタブレットを探している人に、間違いなくおすすめできる1台です。

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